てんびん座の新月!誰に愛を注ぐか?見極めていく時
坊主「神在聖」の「新月、満月情報コーナー」です。
9月29日、てんびん座で新月を迎えます。
今回の新月は、てんびん座に星が集まるなんだか賑やかな新月となっております。
てんびん座の新月の詳細情報を、チェックしてみましょう。
てんびん座の新月について
2019年9月29日3時26分頃に、天秤座で新月を迎えます。
今回の新月は、天秤座に太陽、月、金星、水星という、非常に「自己アピール性」の高い配置となっています。
追従するように、乙女座に火星がポツンといるものの、天秤座の新月と手を取り合う事なく、華やかさが漂う配置の中でその存在感を個別に発揮する存在となっています。
今回は天秤座の新月の特徴は、「太陽と月」という緊密な繋がりに対して、どの天体も手を結んでいない。という点にあります。
天体の孤立は「ノーアスペクト」「ペリグリン」という表現をされることも多いですが、そのサイン(星座)の性質を純粋に表現する一方で、個性が際立ち、誰もついていくことのないまま「暴走」をするという恐れも含んでいます。
てんびん座の新月のパワー
天秤座は、「他人」を強く意識する星座です。
特に、人の気配を感じる場において、その魅力を発揮していきます。
自分の愛はまんべんなく多くの人に注がれ、また、多くの人に愛されたい。
それは、一点集中の愛ではなく、「公衆、大衆」の中で愛されたいという欲求を持ちます。
一対一の愛のやりとりでは到底満足がいかず、1人の人から100の愛を注がれるのであれば、50と50の愛で2人の人から愛されたいと願います。
いえ、2人の人から80と80の愛情…という、欲張りな思いかもしれません。
しばし、天秤座は「芸能界」の星座とも言われます。
「自分も公平に愛を注ぐから、みなさんも私に愛を注いでくださいね」というスタンスを大切にします。
今回の天秤座の新月は、他の天体の影響を受けないという意味で、この「天秤座」の性質が、ストレートに表現できるようになります。
てんびん座の新月にすると良いこと
純粋に
自分が愛されるには何をしたらいいのかな
と、思案する人も多いでしょう。
むしろ、「愛される」ということに制限や遠慮を持たず、素直に自分と向き合ってみる。
大衆の中にも、「自分」という存在を意識する。
つまり、自分も他人も愛するという、バランス感覚を持つようにすると良いでしょう。
一方、「愛されたい」という欲求が増し、独りよがりな行動、強まるエゴには注意をしたいところです。
天秤座には水星と金星のペアが滞在中。
前回の満月では、乙女座にて強烈なタッグを組んでいたこのペアは、今回の新月はやや距離感を保ちつつも、やはり「愛や、その愛情表現」について、強い理想郷を持つようになります。
この水星と金星のペアは、山羊座の冥王星と強いスクエア、緊張状態を持っています。
行き過ぎた「愛されたい」願望が、時として暴走を起こす危険性も示唆しています。
世の中では、「そうだ、もっと自分は人気者になりたいのだ」
という、強い願望に気付いた人々が起こすちょっとしたアクションに注意を払いたいところです。
上辺だけの言葉に揺れたり、中身の伴わない人気取りに振り回されたりという状態にも気を付けましょう。
「誰に、どんな愛を注ぐか。自分は誰に受け入れられたいのか」バランスの取れた愛情表現を思案する天秤座の新月となるでしょう。
坊主からてんびん座の新月のメッセージ
てんびん座は、愛と美の惑星に守護されている星座でもあります。
そして人間関係の星座などと揶揄されることもある星座です。
誰とでも仲良くなることができ、愛想を振りまくことができる。
そんな星座なんですね。
だからこそ、
愛されたい!
と強く願うのでしょう。
愛されることは、もちろん幸せなことです。
でも、もっと幸せを感じられることを知っていますか?
それは、
愛することなのです。
自ら深く、誰かのことを愛することこそ、最高の幸せを得ることができるのです。
たとえ愛されなくてもです。
これが真髄なのです。
ぜひ、てんびん座の新月のパワーを得て、愛について考えてみてくださいね。
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